心理セラピーの解説ブログ2

順番に読んで頂くと、繋がります。

①セラピストについて

心理セラピストの大槻 俊司(オオツキ シュンジ)です。

 

東京 吉祥寺の Healing Office Lucid にて平成27年 第9期【心理セラピスト養成講座】課程修了しました。

 

僕自身が心理セラピーを10年受けていて、人生観が180度変わり、どん底から這い上がり、現在楽しく生きる事ができてます。

 

具体的には、HSPADHD愛着障害パニック障害強迫症、うつ、そううつ傾向、燃え尽き症候群バーンアウト)などといった症状を乗り越えました。改めて書いてみると壮絶です😅

 

カウンセリングでは克服できなかったのが、心理セラピーでは克服できました。

全ての悩み、問題の原因であるトラウマに直接アプローチできたためです。)

 

人は意識(顕在意識)が5%、無意識(潜在意識)が95%で無意識に支配されてると言われます。95%の方にアプローチするのが心理セラピーです。

 

具体的にはインナーチャイルドワーク】という 潜在意識の中にいる小さい頃のあなたが、抱えているトラウマや、本当はこうしたかったという本音を聞きに行くワークをします。

※トラウマを見なきゃいけないと考えるより、インナーチャイルドを癒やす=救われると考えると、心理セラピーは癒しの時間になります。

自分のインナーチャイルドと向き合い、自分の本音を大切にする生き方へ。

【悲しみ、苦しみ】に囚われてる状態から【喜び】に生きる状態へとシフトチェンジするために心理セラピーを使います。

 

このブログは、心理セラピーや心の仕組みについて解説していきます。

 

まだまだ至らない所もありますが、心理セラピーを通して、「人生は苦しみではなく、喜びのためにある」と思ってもらえるきっかけになれるよう精進します。

 

【私達は人生の犠牲者ではなく、創造者だ】と言える段階に来たら、人生はゲームになります。

 

よろしくお願いしますm(_ _)m

②心の声に耳を傾けることの意味【問題行動の解説①】


心理セラピーの本解説に入る前に

外側でなく内側を見る必要性が分かりやすい【問題行動】について解説します。

(外側:顕在意識5% 内側:潜在意識95%)

※この記事は、次の記事に続く前置きになりますが、お付き合いください。

 

【問題行動】…無意識に「私の事を見て」という気持ち(潜在意識)が、問題を引き起こす形で注目を浴びようとする行動。

 

例えば、動物(ペット)だと分かりやすいのですが、かまってほしくて物を壊したりします(問題行動)

これに対して、叱ったり、責めたりすると逆効果で、「そっかそっか〜、遊んでほしかったんだね」が正解です。

潜在意識の気持ちを分かってもらえたペットは問題行動をしなくなります。

 



 

実は、このような事が人間(子ども)にも起きています。

 

子どもを例にしてみると、「おねしょ、不登校、グレる、万引き」などがそうです。

※わざと。ではなく、無意識なので本人も何故繰り返してしまうか分からないし、やめられません。

 

ここで大事なのが、親御さんが、注意【外側、起きている事に対処】をするのではなく、【内側、心】を見てあげることです。

 

日頃から子どもの気持ち(本音)に向き合っていない事で、子どもが無意識に問題行動をしているという原因だからです。

 

しかしながら【問題行動】の仕組みを知らなかったり、余裕がない親御さんは子どもを責めてしまいます。いくら対処しても治りません。

 

子どもが「私の事を見て」と無意識に訴えているので、子どもの気持ちに向き合ってあげる必要性があるわけですね。

そこに向き合えば,問題行動は収まります。

 

外側(顕在意識)でなく内側(潜在意識)を見る必要性の例として【問題行動】を解説してみました。

 

前置きが長くなりましたが、次の記事で、【大人の問題行動が、人生レベルで問題を起こしている】話に繋がります。

 

【問題行動】について、もう1記事お付き合い下さい。

 

※興味のある方は「子ども 問題行動」で調べてみてください

③心の声に耳を傾けることの意味【問題行動の解説②】

【大人の問題行動が、人生レベルで問題を起こしている】話に繋がります。

 

この【問題行動】大人もやってます。

 

例えてみると…

 

限界超えて無理をする→パニック、うつ症状

上司に注意されるとフリーズする(頭が真っ白)

過食、摂食

病気(病弱)やケガ(薬で治らない)心因性

超怒りっぽい(クレーマー体質)(戦いの人生)

嘘をつく

自しょう行為

万引き

などなど

人生が上手くいかない(問題を起こしている)

このような人生での問題は、問題行動と考えられます。

※そういう観点で見るとあなたの人生での問題も問題行動としてみることができます。

 

無意識でやっているので

表面の意識では「やめたい」と思っても

潜在意識では「見てもらってない」ので問題行動を続けます。

 

大人の場合も 自分の中の子ども(インナーチャイルド)がやってます。

インナーチャイルド…小さい頃の自分、文字通りあなたの心の中にいる小さい子どもです。

 

内側:潜在意識では「私の気持ち(本音)を分かってほしい、見てほしい」「無視しないでっ」と言っています。

 

小さい頃、封印した本音があるはずなんです。

 

子どもの訴えは「苦しい」からでしょう.

 

傷ついたインナーチャイルドの訴えです。

 

つまりトラウマがあるのです。

 

見てくれない限り、問題行動は続きます。 

 



 

この本音(トラウマ)を見ようというのが心理セラピーでやる事です。

その結果、問題行動をやらなくなる

人生が自然体でラクになる

 

の流れです。

 

【本音を聞くことで、今起きている問題の原動力が減るので、問題が減っていきます】

 

トラウマと向き合うのは、怖いと思います。

 

ですが、そこには、苦しんで、あなたに「見てよっ」と訴えているインナーチャイルドがいます。

 

この子を救ってあげてほしいんです。

 

この子はあなた自身です。

 

この子が救われれば、あなたが救われます。

 

この子の気持ちを一番分かってあげられるのはあなた自身です。

 

セラピストが一緒に救いに行きます。

 

是非、インナーチャイルドを癒して上げてください。

 

そして あなたにとっての一番の味方であり、一番の理解者があなた自身になれば

心強い最強のパートナーになれますよ。

 

次の記事でインナーチャイルドワーク】について話します。

 

少しずつ心の事を学んで行きましょう。

④インナーチャイルドワーク

前回の記事では、【大人の問題行動→内側の本音を見ること→インナーチャイルドの訴え(トラウマ)を見る必要性】という話でした。

 

インナーチャイルドワーク】とは

 

インナーチャイルド:あなたの中に今もいる小さい頃のあなたのエネルギー(あなたの一部であり、あなた自身でもあります)

※95%側の潜在意識の中にインナーチャイルドがいます。

 

ヒプノセラピー催眠療法)の中で、インナーチャイルドに会いに行くワークをします。

ヒプノセラピーについては次の記事で

 

催眠内で、インナーチャイルドとコミュニケーションを取ることで、忘れていた記憶を思い出したり、本音を聞いたり、話を聞いてあげること、間違った思い込み(ネガティブビリーフ)を書き換えてあげたり、また過去の記憶に入り、大人のあなたが助けてあげるなど色々なアプローチをします

 

そうすることで、インナーチャイルドが満たされ、癒やされます。トラウマが軽くなり、現実での問題も軽くなっていきます。

 

繰り返し癒す事で、インナーチャイルドとの関係性が良くなると、色々教えてくれるようになります。その段階に入ると、加速的に癒しが進み、現実も変わりやすくなってきます。

 

最終的には、癒やす側、見る側のあなたのエネルギーを育てていく事で、ご自身でセルフコミュニケーション、セルフケアができる段階を目指します。

 

次の記事でヒプノセラピーについて解説します

⑤ヒプノセラピー

ヒプノセラピー催眠療法

心理セラピーの一種

ヒプノセラピーインナーチャイルドに会いに行くワークを中心にやります

 

クライアントさんに、ソファーやベッドで横になってもらい、目をつぶります。セラピストが声で誘導し、潜在意識に入って心の癒しを進めます。

クライアントさんは、意識を保ちながら進められますので、安心してください

 

※音声通話による遠隔

※顕在意識のフタを開け、95%側の潜在意識に入る事で、無意識の領域にアプローチできます。

 

【2つのアプローチで癒しを進めます】

 

①心の傷になっている記憶(体験)を見に行き、心の奥底に封印(抑圧)されている負の感情を解放し、成仏させる

※成仏させるとは…「子どもが歯医者で怖くて大泣きしていたのですが、治療が終わった途端ピタッと泣き止んだ」のを見たことがあります。その場でストレス発散=成仏させてる光景でした。感情を出しきればトラウマは、ただの記憶になっていきます。

②その記憶(体験)を別の見方で解釈し直す事で癒やしを進める

※大人のクライアントさんがインナーチャイルド(子ども時代の自分)の本音を聞いてあげたり、ネガティブビリーフが思い込みであることを教えてあげたり、助けてあげたりする事で癒しが進みます。トラウマは救われた記憶に変わります。

 

カウンセリングと違い、潜在意識に働きかけるため根本治療になります。

 

次の記事から⚠️なぜ【心の傷となっている記憶(トラウマ)を癒す必要性】があるのか解説します

⑥トラウマを癒す必要性

なぜトラウマを癒す必要があるのか?

 

悩みの原因は100%【トラウマ】にあるからです!

 

※トラウマと向き合うのは勇気の要ることですが、クライアントさん+セラピストの2人分のパワーで向き合えるようサポートします。

 

次の記事で【心の仕組み】の解説を通して

悩みの原因がトラウマである理由を説明します。

⑦心の仕組み(1)【自己防衛】トラウマによる自己犠牲とは

 

トラウマ(特に幼少期)とは…心の傷になっている記憶(負の感情がついた記憶)

 

※負の感情とは、不安、恐怖、悲しみ、怒り、みじめさなどネガティブな感情

 

 

 

①トラウマがあると、負の感情を感じたくないために、自己防衛をします。

 

※自己防衛とは、自分を守るために身につけた自分ルール集みたいなものです。

 

(※専門用語ではエゴといいます)

 

例えば

 

「親の言うことを聞く」「ルールに従う」「他人を優先する」→「言いたいことを言わない」「感情表現をしない」

 

「他人のお世話をする」→他人優先の自己防衛

 

「他人と比べて、負けないよう頑張る」「他人に搾取されないよう、先に攻撃する」

→競争、戦いの自己防衛

 

「よく思われようとかっこをつける」→他人の評価で動く自己防衛

 

「悪者にされないため被害者でいる」→弱者の立場にいる自己防衛

 

「人に騙されないよう、人を疑う」→人をジャッジする自己防衛

 

などなど、人それぞれ色々あります

 

※人に騙され続ければ、人を疑うようになるように、本能で自己防衛をするようになります。必要な事ですが、過剰な自己防衛は、生きづらさに繋がってしまいます。

 

②自己防衛は、他人に対処するため、自己犠牲が必ずセットになってます。

 

不安ならば安心させようと自己防衛が働きます。

 

ここで、自分の本音を抑えて 他人に対処する自己犠牲が発生します。

 

辛いけど、一瞬の安心感のために「辛くてもいいから安心をとる」という取引をしてるのです。

 

結果、安心するのは一瞬、辛いのは続くパターンを人生で繰り返してしまう事になります。

 

大きすぎるトラウマを持っていると、過度に自己防衛します。

 

我慢の限界が来た時に【パニック障害】や【うつ症状】を起こします。

 

過度な自己防衛が、人生の生きづらさや、悩みの原因です。

 

しかし、頭でわかっていても無意識にやっているのでやめられません。

 

③自己防衛の原動力はトラウマ

 

もっと言えば、トラウマについた抑圧している負の感情です。

 

原動力を減らすことができれば、過剰な自己防衛をしなくなっていきます。

 



 

 

これがクライアントさんの悩みの原因がトラウマであり、癒す理由です。

 

 

 

 

 

次の記事では、もう一つのパターンを解説します。