トラウマが現実を苦しくさせる
もう一つのパターンについて解説します。
【現象化】
大きなトラウマを持っていると、大きな負の感情のエネルギーを持っていることになります。
そのエネルギーが、現実に投影されます。
これを【現象化】と呼んでいます。
トラウマに関連する似たような事を人生で繰り返し現象化します。
例えば
「幼少期に親に安心させてもらえず、説明も受けずに混乱していたトラウマがある人は大人になっても、しごと等で混乱状態ななります」
「親子関係が上下関係だった人は、大人になっても人間関係が、上下関係だったりします。」力関係で上にも下にも
※虐待されてた子が親になり、同じように虐待してしまうのもこれ
「いじめられっ子は、環境を変えてもまた、いじめにあってしまう現象が起きます。」
「敵がいて戦う事で、勝ち取ってきた幼少期を過ごすと、大人になっても、戦い、敵がいて、ブラック企業に務めたりします」(戦いの人生)
「身内が亡くなった事を受け入れないトラウマがあると、夢に毎度出るという現象化もあります」
「愛情不足だった人は、大人になっても愛情が不足している経験を現象化します」
これがクライアントさんの悩みの原因がトラウマであり、癒す理由の2つ目です。
このパターンもトラウマ(抑圧した負の感情)を癒す事で、現象が起きなくなっていきます。
ここまでがトラウマを癒す必要性の話でした。
次の記事では、【本来のエネルギーを取り戻す話】をしたいと思います。